図書館とともだち・鎌倉 交流会 報告

2015年2月6日(金) 13:00~16:00 鎌倉市福祉センター
参加者:「ととも」7名「つなぐ会」5名(山本、河津、吉崎、中塚、吉居(らいぶらいぶ))

「図書館とともだち・鎌倉」との交流及び鎌倉市立中央図書館見学ということで、こちらから5名で行ってきました。昨日の雪模様がうそのような青空で、日頃の行いの良さが証明されたね、と喜んでいました。

図書館とともだち・鎌倉(略称「ととも」)は私たち「つなぐ会」の設立総会のときに、代表の方に来ていただいてお話を伺ったことがあり、以来機関紙の交換など交流が続いています。

会員数130人余りで隔月発行の会報を通して情報共有を図っているとのことでした。毎週水曜日に世話人会があり、新しい情報が次々と共有されて、新しい企画につながり、また会報の紙面を埋めることになり、いつも動き続けていることが分かりました。

最近のホットな活動は、旧図書館の保存運動です。現在の図書館から5分ほどの距離にある旧図書館の建物が、突然市の補正予算で取り壊されることに なったのです。鎌倉在住の篤志家の寄付をもとに、80年前に建てられた建物ですが、40年前に新しい図書館に移ったあとは、市庁舎の一つとして、さまざま に利用されてきましたが、事前に議会や市民に何の話もなく全く突然に12月議会で補正予算が提出されて決まったとのことです。とにかくちょっと待って、こ の建物をどうするのか議会や市民とよく話し合って、その上で今後のことを決めるべきだということで、「ととも」では今署名活動をはじめました。

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<以下交流会記録>
つなぐ:現在会員135名とのことですが、例会は何人ぐらいで運営していますか。毎週集まっていますが、毎回議題があるんですね。
ととも:世話人は8人です。その時々出てくる議題が多いので、時間が足りないことがよくあります。運営委員の勉強会などやりたいけど、なかなかできません。
つなぐ:会報が毎月から隔月になりましたが何か理由が?
ととも:経費の問題です。発送作業も大変ですし、編集も負担で・・
つなぐ:130名以上の会員への連絡はどうされていますか?
ととも:全員へは会報で。遠方に住んでいてこの会を応援してくれている方が多いです。メールでお知らせするのは50名くらいです。
つなぐ:直接会の活動に関わっていない人には、なかなか活動のようすが伝わらないですね。
ととも:以前は世話人ではなかったので、年に12回の会報で情報を得ていました。内容が多いので読むのも大変です(笑)。
ととも:会報は備忘録として始めました。図書館の職員にも原稿依頼をしました。
ととも:市長や教育長にも書いてもらいました。
ととも:最近戦略的なことに使っていますね。

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ととも:つなぐ会のメンバーは36人全員で活動するのですか?
つなぐ:主に運営委員7名が動いています。イベントでは他のメンバーも手伝ってくれます。
ととも:「図書館ひろば」で図書館は後援なんですね。鎌倉では実行委員会方式でやっています。図書館もその実行委員に入ります。
つなぐ:私達もそうしたいのですが、なかなか。
ととも:ファンタスティック・ライブラリーをこういう形態にして、まだ2回目です。図書館と支え合う形を作りたいです。
ととも:イベントをする度に会員が増えていきました。何か活動しているところを見せないとダメですね。
ととも:相模原では図書館は独自でやっています、っていう感じですか?
つなぐ:図書館ともっと仲良くなりたいのですが、片思いです。
ととも:図書館協議会のメンバーに「ととも」からずっと1名入っていたのですが、今年から公募になりました。
つなぐ:特別枠で入るか、公募で入るか、どれだけ行政に認知されているかがわかります。
ととも:有識者は何年もずっと続けているのに・・ 館長から「「ととも」は圧力団体ではないよね」って言われたこともありました(笑)。そのくらいの認識 でした。最初は図書館が何もイベントをしていなかったので、「ととも」が開催していましたが、数年後、図書館が独自でやるようになりました。
つなぐ:相模原の図書館は図書館が育てたグループがイベントを開催しています。
ととも:おはなし会は同じです。

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つなぐ:視覚障害者サービスについての活動は?
ととも:図書館で目録を作っています。一般の本や郷土資料が多い。図書館に来られる人には渡せますが、実際、図書館に来られる人は少ないです。介護者を頼まなくてはなりませんから。対面朗読室がありません。なので「よむべい」を買ってくれたのですが、使い勝手が悪い。
つなぐ:宅配サービスは?
ととも:ありますが、使っている人は少ないかも。その制度を知らない人が多い。中央よりライトセンターから借りているみたいです。個人的に拡大写本を作ってもらっています。
つなぐ:拡大写本と拡大読書機はどう違いますか?
ととも:拡大読書機は字の肉が薄いです。
ととも:今の鎌倉の障害者サービスは遅れています。
つなぐ:市立図書館は会議室を貸し切りにして対面朗読に使います。
ととも:要望は出しているのですが。
つなぐ:必要性を利用者から言ってもらった方がいいです。
ととも:障害者にピンポイントで情報を届けるすべをもっていません。
つなぐ:お知らせを紙ベースやHPで出しても見られませんからね。情報が伝わりません。
ととも:縁のある方だけですが、お茶会や図書館見学を開きました。広く声を掛けるのは課題です。
ととも:図書館の使い方を知っている人には伝わりますが、その他の方には図書館から働き掛けないとなりません。
つなぐ:相模原録音奉仕会では広報、議会だよりをCDに作っています。対面朗読はとても感謝されています。
ととも:利用者さんからの声を届けるお手伝いをどうするか、が課題です。

つなぐ:学校図書館とはどのように関わっていますか?
ととも:昨年度、校長会を通して10校学校図書館見学をしました。今は小学校16校、全校に活動推進員が専任配置されています。中学校は週1回で何校か掛け持ちです。相模原は?
つなぐ:小学校、中学校に全校専任で図書整理員が配置されています。年間95日、1日5時間です。
ととも:今年度も学校図書館見学を予定しています。

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つなぐ:旧鎌倉図書館の解体という急な話で驚いています。
ととも:12月末に突然解体案が出てきました。今後どう活用していくか、ということを話し合う場を設けるためにも「とにかく止めて欲しい」と言っています。予算も決まり、解体業者の選定に入っているようです。公共施設再編で、とにかく施設をなくす方針ですから。
要望書を市長に出したり、署名運動をしています。

「ととも」さんとの交流後、中央図書館を見学。職員の湯浅氏から近代史資料室、書庫などで説明を聞きながら、見学しました。

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